
2015年12月22日
「原発いらない福島おんなカレンダー2016」完売いたしました!
2015年10月02日
「原発いらない福島おんなカレンダー2016」発売中!
カレンダー入荷しました(^^♪ ご予約いただいた方には発送しております。
(もし、まだ届かない方がおられましたらご連絡ください)
■発行:原発いらない福島の女たち(カレンダーチーム)
■制作協力:梨の木舎
■B5変形(横21×縦18cm)、月めくりカレンダー
■随時、発送しております
〈申込先〉
原発いらない福島の女たち
070−5018−7478(黒田)
080−3190−7368(森園)
梨の木舎
nashinoki-sha@jca.apc.org
Fax 03−3291−8090
〈価格〉
頒価:1部1000円+送料
(10部以上は1部800円 、送料無料)
お名前、ご住所、電話番号:(自宅)(携帯)(FAX)など、連絡先と、申込み部数をお知らせください。
2015年09月25日
「さようなら原発 さようなら戦争 全国集会」

9/23 さようなら原発・戦争サブステージ スピーチ
皆さんこんにちは、福島から参りました武藤類子です。
安倍内閣や自民党公明党その他の政治の在りようが、丸見えになるような出来事でしたね。そこには民主主義も平和主義もありませんでした。
さまざまに理不尽なことが、当事者の声を聞かず、強引に行われています。そして、それらは国や原子力ムラによる非常に巧妙なプロパガンダと結びついて行われています。
そして「なすびのギモン」。環境省が刊行している子ども向けの漫画冊子です。3冊組で放射線についての説明があるのですが、9のホントに1のウソを潜ませています。例えば、「放射線は細胞を傷つけます。でも数時間で回復します。」と書いてあります。でも問題なのは、回復しないもの、間違えた形で回復するものがある場合です。今、高木学校の崎山先生とこの冊子についての学習会を県内で開いています。この冊子は郵便局でも、図書館でも、コンビニにも無料で置いてあります。
帰還と復興はそんな中で日々推進されているのです。
このままでは、被害者は切り捨てられ、我慢して放射能の中で暮らさせられ、事故の責任は問われず、忘れ去られ、そして再開された原発は同じ悲劇を繰り返すかも知れません。
事故にあった被害者たちが、声をあげ、立ち上がることでこの理不尽極まりない状況に何とか風穴を開けられないだろうか…。そして被害者が、立場の違いがあっても互いを理解し合いその違いを超えて手をつなぐことが大事だと考えました。
今年の5月に被害者団体連絡会(ひだんれん)を結成しました。損害賠償裁判、
ADR、告訴などに取り組む、被害当事者が主体の団体の集まりです。現在加盟団体はオブザーバー3団体を入れて19団体です。第1回目の行動は7月、酷暑の福島市で38.6°Cの中、デモをし、県と交渉をしました。10月27日には2回目の県交渉を行います。来年の3月2日には、日比谷野音で大きな集会を開く予定です。まだ、出来たばかりのよちよち歩きの団体ですが、みんなで話し合いながら大事に育てて行きたいと思っています。皆さん応援して下さい。ブログとフェイスブックがあります。カンパもよろしくお願いいたします。「つながる」は今、とっても大切なキーワードだと思います。
もう一つのキーワードは「あきらめない」です。
告訴団のお話しをしたいと思います。
皆さんは告訴とか裁判とか、なじめない方も多いと思うのですね。私もそうでした。
でも人生を根こそぎ変えられるような被害にあった人たちが何十万人もいるのに、誰も責任を取って罰を受ける人がいないって、何だかおかしいよなと思いました。誰も責任を取らないうちに、どんどん事故は風化し、帰還が進められ、被害者は切り捨てられていく。そして原発が再稼働される。
私は原発事故が起きた時に、ああようやくこの国の原発は無くなる方向に行くだろう。大きな犠牲があったけれど、反省し新たな道を探るだろうと思いました。しかし、違っていました。原子力は何だか特別に守られているかのごとく、事故の真実が隠され、責任の追及はされませんでした。
2012年の3月に福島原発告訴団を結成して、6月と11月に東電役員や旧原子力保安院、文科省役人、御用学者と呼ばれた3人を含む33人と会社としての東京電力を告訴しました。でも、国の機関である検察は、この原発事故の罪は問わないと2度に渡って不起訴にしました。
しかし、一般市民がくじで選ばれる検察審査会の11人のメンバーは、2度とも「起訴」の議決を出し、今年7月31日、強制起訴が決まりました。原発事故から4年半、ようやく東電幹部3人の刑事責任を問う裁判が開かれることになりました。
この間、隠されていた沢山の事が、裁判や開示請求やジャーリスト、弁護士たちの努力で分かって来ました。
大きな津波が来ることは、東電は予想外ではなく分かっていました。津波による損傷を避けるための方策も検討されていました。でも東電は何もしなかったのです。
検察がこの巨大な事件を闇に葬ろうとするのを阻止したのは、何より検察審査会に選ばれた市民であり、この告訴の行方を見守り、諦めずに行動し続けた、被害者を始めとした市民一人一人の力だったと思います。これからの裁判は、裁判所が指定した5人の弁護士たちが、検察官役となって行われます。5人とも、経験豊かな素晴らしい弁護士さんたちだそうです。来年の3月頃には起訴状が出され裁判が始まるかと思います。
この裁判は、原発事故の真実を明らかにし、同じ過ちを二度と繰り返さないために、そして原発社会に終止符を打つためにとても大切な裁判です。
福島原発告訴団は、この裁判を支援する会を呼びかけ、日本中の多くの市民に関心を持って頂くための活動をして行きたいと思います。どうか、ご協力ください。一緒に裁判を見守っていきましょう。
当たり前のことを当たり前に望む。その感性が素敵だと思いました。私たちの社会は一見複雑の極みの様相を呈していますが、本当はとてもシンプルなことだと思います。地球に生きるあらゆる命を大切にする。間違えたら、反省し、謝って新たな道を探る。当たり前のことを当たり前に望みたい。
だから私たちは、命の平和に原発も戦争もいらない。
だから私たちは、あきらめない。

2015.9.23 さようなら原発 さようなら戦争 集会スピーチ
皆さん、こんにちは。福島から参りました、武藤類子です。
今日も、福島からバスでやって来た仲間たちがいます。遠い避難先からやって来た仲間もいます。
ほのかに色付き始めた福島の森はなお美しく、水は清冽な音をたて流れて行きます。野には紫のアザミや青いツユ草が揺れています。
でも、森の中の朽ちた樹木に見え隠れするキノコを食べることはできません。アケビ、ナツハゼ、ハシバミ、秋の稔りを素直に喜ぶことはできません。物言わずじっとたたずむ植物たちに、変わらず生を営む鳥や虫や獣たちに、何が起こっているのでしょうか。
毎日大量の汚染水が流される海で、魚や海の生き物たちはどうしているのでしょうか。
大地や樹木、アスファルトに入り込み、今も発せられる放射線はあらゆる命に何をもたらすのでしょうか。
豊かな生命を育む、大地も森も水も風も深い傷を負ったままです。
国と福島県は、放射線量がまだ十分下がりきらない地域の避難指定を解除し、避難者の借り上げ住宅制度の廃止や賠償の打ち切りを、当事者の声を十分に聴かぬままに決めました。
オリンピックに注がれる莫大なお金で何人の避難者の生活が保障されるでしょう。
福島県の小学5年生が全員訪れることになる放射線教育施設の完成が近づき、子どもの応募により愛称が決まりました。小学生の時「原子力 明るい未来の エネルギー」という標語を作った大沼さんは、事故後に心を痛めていました。原発安全神話の次には放射線安全神話が作られて流布されています。
修学旅行の高校生や見学ツアーの中学生が福島を訪れます。
放射能安全神話と固く結びついた帰還政策は、被曝への警戒心や健康不安への言葉を封じ込めます。帰還政策とは、放射能がある場所へ我慢して帰って暮らせと言うことです。
多発であるという警告を受けて、早急な調査と対策がされるべき小児甲状腺癌は、増え続けています。
福島県の災害関連死は、津波で亡くなった人をはるかに超えました。ふるさとへの郷愁と放射能への不安のはざまで、精神の疲れは限界です。
過酷な被曝労働は、日本中で仕事を求める人々の受け皿になっています。今度は兵役がその受け皿になるのでしょうか。
戦争も原発事故も、起きてしまったことから学ばなければ、悲劇は何度でも繰り返されるのです。犠牲になった人々の怒りと悲しみは決して慰められはしません。
国土を失い、平和を失い、民主主義を失うものは、原発と戦争です。
人権を侵害し、命を冒とくし、生きる尊厳を奪います。
私たちは自覚しなければなりません。
被害者が切り捨てられていくことを。
原発関連企業がその罪を問われないことを。
政府が国民の声を無視することを。
起き上がれずに、目を背けたい朝があります。
「9条守れ」「戦争いやだ」のプラカードを手に、雨の中も国会の前に立ち尽くす何万という人々がいました。
年齢や立場、党派をも超えて共に闘う人々がいました。
原発事故の被害者たちは共に手を繋ぐことを約束しました。
全国散り散りになった避難者も、繋がっていこうと動き出しました。
刑事責任を問わない検察庁の代わりに、市民による検察審査会は、刑事裁判への扉を開きました。
それは、長い間コツコツと、平和と原発反対を訴え続けて来た人々から繋がっています。
緑の田んぼを渡る風のように、爽やかに吹き渡っていく若者たち。
子どもを胸に抱きながら汗を光らせマイクを握る、戦争法案反対を訴える母親たち。
そのシンプルで率直な感性とまぶしさは、私たちの世代が乗り越えられなかったものをやすやすと超えていくでしょう。わたしは彼らの心優しい賢さに学びたいです。
今はまだ冷たい雪の下の一粒の種であっても、やがて一輪の花を咲かせる者たちを、心して待とう。
自分を大好きでいましょう。共に歩むものを大切にしましょう。誰も私たちの想いを止めることはできません。
原発も戦争も無い世界を、私たちひとりひとりが創っていきましょう。2015年08月11日
川内原発再稼働に抗議する!

2015年07月24日
「川内原発へ行く基金」のお願いと参加者募集!
- 【緊急】「川内原発へ行く基金」のお願い
- 呼びかけ主体:原発現地へ行く会
- 連絡先 原発現地へ行く会
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-42 日東ビル 梨の木舍内
TEL: 070-5019-5907 FAX: 03-3238-0797 - E-mail: info@sendaiikou.com
- [ 基金の目的 ]
- 九州電力川内原発再稼働の日程に合わせて、現地ではゲート前抗議が予定されています。首都圏からもできるだけ多くの人が合流できるように交通機関をおさえた上で、当基金から参加者に交通費の支援をします。
- [ 基金の振込先 ]
●ゆうちょ銀行
郵便振替口座番号 00190-0-361095
加入者名 原発現地へ行く会(ゲンパツゲンチヘイクカイ)●城南信用金庫 九段支店
口座番号 (普通)334455
口座名称 原発現地へ行く会(ゲンパツゲンチヘイクカイ)●団体一口:5000円 個人一口:1000円
一口以上のご協力をお願いいたします。- [呼びかけ人] / 順不同
- 鎌田慧(さようなら原発1000万署名市民の会呼びかけ人)、落合恵子(作家)、広瀬隆(作家)、ミサオ・レッドウルフ(首都圏反原発連合)、柳田真(たんぽぽ舍共同代表)、下山保(パルシステム生協連合会初代理事長)、河合弘之(弁護士)、吉岡達也(ピースボート共同代表)、西尾漠(原子力資料情報室共同代表)、渕上太郎(経産省前テントひろば共同代表)
- [賛同人]/2015年7月13日現在・順不同
- 吉原毅(城南信用金庫相談役)、菅直人(衆議院議員)、近藤昭一(衆議院議員)、福島瑞穂(参議院議員)、吉田忠智(参議院議員)、笠井亮(衆議院議員)、吉良よし子(参議院議員)、山本太郎(参議院議員)
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- FAX送信後、「原発現地へ行く会」からの確認連絡をもって受付完了となります。(申込書に電話番号を必ずご記入下さい)
- 定員に達し次第、締め切ります。
- 現在緊急で進めているため、費用負担、フライト便、宿泊先などの詳しくお伝えできませんが、申し込み確認時にできるだけの情報をお知らせいたします。ご理解のうえお申し込みください。
- 日程:
第1陣:8月8日(土)〜8月10日(月)の2泊3日
第2陣:8月9日(日)〜8月11日(火)の2泊3日 - 予定人数:100〜200名
- 移動について:
羽田空港発の航空便で現地に向かいます。航空チケットは当会で手配購入します。 - 現地での行動:
川内原発ゲート前行動に合流します。詳細などは現在調整中です。 - 費用の補助:
繁忙期(お盆)のため、航空運賃(往復・1人当たり)は6万円の見積もりです。往復運賃の半額の補助を最低ラインとして、基金の集まりによっては全額支給の可能性もあります。 - 宿泊について:
当会で鹿児島市内のホテルを手配中です。また、宿泊先と現地の交通手段として、貸切バスの運行を準備中です。ホテル代、バス代は個人負担でお願いします。独自に宿泊する方は、お申し込み時にその旨をご連絡ください。
- 第1陣(100名募集)
8月 8日(土) 出発 19:10(JAL655便 羽田発)
8月10日(月) 帰京 17:25(JAL652便 鹿児島発で帰京) - 第2陣
8月 9日(日) 出発時間は午前中で調整中(7/15現在)
8月11日(火) 帰京時間は調整中
2015年07月21日
アベ政治を許さない!


2015年07月12日
反戦スタンディング、各地で続いています!
