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2016年11月21日

女カレンダー、東京新聞に掲載されました。

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 脱原発を訴える女性団体「原発いらない福島の女たち」が、二〇一七年版カレンダーを販売している。東京電力福島第一原発事故から五年が過ぎた一六年の活動を写真で伝えている。

 表紙は色鉛筆調の柔らかなタッチのイラスト。女性たちが「原発バイバイ」と声を上げる様子が描かれている。今年は原発の再稼働が相次ぎ、メンバーは各地のデモや集会に参加し、写真を撮った。三月に大津地裁の差し止め仮処分決定で3、4号機が運転停止した関西電力高浜原発(福井県)のほか、九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県)も訪れて、再稼働への抗議を続けた。

 四月分では、沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する運動に参加した際の写真を紹介。福島も沖縄も「“国策”という美名のもとに犠牲を強いられている」と、一文を添えた。

 巻末では「すれ違う想(おも)いの中で」と題し、依然として解決していない福島第一原発の汚染水処理問題などの「異常」事態が、事故から六年目となって「日常」になってしまったことへの不安と疑問をつづった。

 メンバーで福島県郡山市の黒田節子さん(66)は「カレンダーを見るたびに、原発事故の被災者の苦しみが今も続いていることを思い出してほしい」と訴えた。

 カレンダーは縦十八センチ、横二十一センチで、一部千円。売り上げは活動費にあてる。問い合わせは、黒田さん=電070(5018)7478=へ。 (小川慎一)


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2016年09月17日

原発いらない福島おんなカレンダー2017年版販売中!

2017年版
原発いらない福島おんなカレンダー
発売中!

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カレンダーが完成しました。限定2500部です。お申し込みはお早めに。
■ 発行:原発いらない福島の女たち(カレンダーチーム)
■ 制作協力: 梨の木舎
■ 頒価:1部1,000円+送料(10部以上は1部800円  送料無料)
  *B5変形(横21×縦18cm)、月めくりカレンダー
  *でき上がり次第発送(10月中旬以降)
  *代金は同封の振込用紙でお願いします。
■申込先・原発いらない福島の女たち
  *070-5018-7478(黒田)
  *080-3193-2664(森園)
      ・梨の木舎

  *Mail nashinoki-sha@jca.apc.org

  *Fax 03-6256-9518

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■申込み用紙 ⇨ 2017カレンダーチラシ.pdf

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2016年08月10日

8月4日「韓国訪問団」と交流しました。

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8月4日、三春町まほらにて「韓国訪問団」の方々と交流の機会を持ちました。福島を訪れたのは韓国労働党にかかわるみなさん5人と、通訳を務めてくださった蒲田韓国語英語教室のSさん。みなさんの来訪の目的は、福島県民との継続した連帯関係を作ること、その内容を韓国における反原発運動に反映させることとのことです。

韓国労働党は、労働運動と反原発運動、平和運動を中心に活動しているとのことで、訪問団長は医師で「国境なき医師団」にも所属し何度か来日しているとのことでした。女性3名、男性2名、20代から40代くらいでしょうか、みなさん若々しく気さくな方々でした。日本側の参加者の中には韓国語が堪能な人もいて、韓国語であいさつするなど和やかな雰囲気となりました。
事故後の福島の現状についてプレゼンテーションを行ったあと質疑応答が行われました。質問は核心を衝くものが多く、東電だけではなく国の責任は問うているのか、賠償問題、日本の政治状況など、予定時間を30分延長しての話し合いとなりました。
韓国の状況についても話が聴きたかったという感想もありましたが、今後も国際連帯を継続していこうと確認し合いましたので、私たちが今後韓国に行くということもあるかもしれません。
韓国訪問団のみなさんに「9条守る 平和憲法」と書かれたピースうちわをお土産にプレゼント。私たちが「戦争放棄、武力不保持」を定めた9条を守り、平和が続くことを願っていることを伝えることができました。
主催の連帯ユニオンの佐藤たかしさんが、「『原発いらない福島の女たち』がこんなに海外に知られているとは思わなかった」と言っていましたが、事故後5年を過ぎて、これからの運動の内実をどう作っていくのかが逆に問われている気がしました。

来訪くださったみなさん、脱原発と平和と友好のために、これからもつながってまいりましょう。


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2016年07月16日

7・11伊方原発再稼働阻止共同アクション開催されました。

「伊方原発再稼働阻止」のための愛媛の女たちと原発いらない福島の女たちの共同アクションが、7月11日に開催されました。
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今月26日にも伊方原発の再稼働が予定される中、何かもっとできることはないか、できることはすべてやっていきたい、そんな思いだけが空回りしていた。これまで何回か会っている愛媛の女たちの顔を思い出し、「何かやろうよ」とダメ元で誘ってみた。女たちのノリはたいがい期待を裏切らない。一挙に決まった東京での抗議行動を報告します。

選挙の翌日だったから「寝不足まなこ」で参加した福島の女たちだった。

経産省前テント10時集合。同時刻、伊方ゲートでは再稼働前の最後になるかもしれない座り込みがされていたので、これに連帯する意味もある今日の共同行動だ。まずは経産省へ。担当職員が要請文を受け取りに門前まで出て来ることはなく、守衛が受け取ることさえもない経産省は、電話で「郵送で送って」の一点張りの対応だった。そればかりか、途中でガチャンと電話を切られてしまった。人間離れした冷たい仕打ちに唖然とする。そんなに「女たち」がコワイの?

美鈴さんは、あの時、なんと1時間以上も電話でのやり取りを門前でねばった(写真)。しかも、ごく丁寧&マイペースな愛媛弁は、私らがストップをかけなければまだまだつづく気配。オオモノだなィ。隣で電話音声をマイクで拾おうとしていた私は、感心して聞いていた。伊方の女のしなやかさ、したたかさは半端ではない。この間、暑い中、歩道で待機していた人たちには長い時間だったろうと心配したが、おしゃべりもできてリラックス、結構楽しんでいたヨと。さっすが〜、逆境をも楽しむ女たち。期せずして、ここでの攻防が今回のハイライトの一つになったのではないかと感じている。

次いで新橋駅前で街頭アピール。手書きチラシの裏は「髪を逆立て、まなじりを上げて、鬼ともなった母たち」のあの友禅染絵を全面に入れた。女たちの訴えは雑踏の中でどれほど届いただろうか。何人かから「私も原発は反対してるよ」と声がかけられた。昼食は日比谷公園内の茶店で。チャンゴde交流も木陰でホッとひと息(写真)。

夕方からは、衆議院会館の菅直人議員事務所を訪問。全員入れるとは思っていなかったが、約束時間までそこに行った24人全員が会議室に入って1時間以上、菅さんと話し合うことができた。伊方で1戸1戸廻って得たアンケート集めとその結果、311事故直後のこと、避難の権利をなどなど。

休む間もなく、四電東京支社抗議行動へ合流。すでにたくさんの方が集まって盛り上がっていた。フクシマを訴え、四電への要望書を読み上げる。チャンゴ隊再び登場。ここでも、たまたま辺野古から上京していた旧友と待ち合わせし、彼女はオキナワを報告してくれた。相変わらず淡々とした物言い、しかし、沖縄の熱い闘いの様子を。集会はいつもより時間を長くとり、夜8時頃まで続けられた。「伊方原発再稼働するな!」
■一応、女たちの711も四電前にて無事終了。部分的な協力も含めると100人近くの参加。暑い中での終日行動、炎天下付き合ってくださった方々、見えない支援を裏方で担ってくれた友人たち、言葉を交わす間もなかった多くの皆さん、ありがとう!言い表せない感謝の気持ちを込めて。
ツラツラ考えます。一人の人間の動きなど、時空の流れの中で、ほんの、ほんの一粒のものでしかない(あるいは一粒でさえもない)という自覚と、けれども、今も昔も人間らしく生きるための無数の抗いがあり、それに自分もきっと繋がるものとして想像すること。あきらめない、あきらめなくてもいいとは、多分そこからくるものではないか。

ンチタイム交流会の写真を見る。どの顔も笑っているステキな一枚だ。愛媛の女たちのまっとうな、あくまで礼儀正しい門前での抗議を思い出す。自然と顔の筋肉がゆるむ。
北海道、福島、鹿児島、沖縄、、今回の選挙では、たくさんの笑みがあっただろう。都知事選も1本化した。高浜3・4号機大津地裁判決、すばらしい。地域から上がった狼煙(のろし)()が「あぶり出し文字」をついに浮き上がらせる、というイメージはどうだろうか。ジワ〜ッと見えてくる文字は「伊方ストップ」か「全原発即時停止」か、それとも…。(節子)

以下、要請文を掲載します。




要請書

2016年7月11日

四国電力株式会社取締役社長 佐伯勇人 様


「原発いらない福島の女たち」

■本日、伊方原発の再稼働に反対する愛媛の女たちと「原発いらない福島の女たち」の共同行動において、福島からは以下の要請をする。

■福島第一原発事故は、5年以上たった今でも何一つ解決していないどころか、福島に留まる者も避難した者もさまざまな困難の中を生きていることを社長はご存知か。「原発事故さえなかったら」と書き残して亡くなった農家の苦しみのその一片でも、同じ人間として想像し、知ることを貴方に求めたい。奪われた大自然からの恵み、見えない不安や経済的な困窮、コミュニティーの分断などから精神疾患が急増している。自死も被災三県の中で最も多く、さらに増え続けている。また、放射能汚染によって生業を奪われた人たちは、除染や廃炉作業などの被ばく労働に就かざるを得ない状況にある。

今後何世代にも渡って放射能汚染が残ってしまうが、私たちの苦渋も続いている。

■フクシマは今、放射能汚染と被ばく問題の矮小化・被害者切り捨て政策があらゆる面で進んでいる。先日(6/6)第23回「県民健康調査検討委員会」の報告では、甲状腺がんの悪性その疑いがついに172人にも達した。他にも、北茨城市の独自調査では3人の子どもに甲状腺がんが見つかるなどしているが、国や県はいまだに原発事故との因果関係を認めていない。より広範囲で、より丁寧な健康調査が不可欠だ。被ばくを回避するためのあらゆる施策をとり、保養の制度化、生涯に渡る医療費の減免など「チェルノブイリ法」に学んだ被害者支援法を早急に作るべきである。

■フクシマは今、避難の権利、子どもたちを安全なところで教育を受けさせる権利が剥奪されている。避難指示解除と帰還政策が、強引に巧みに薦められている。来年3月の住宅補償打ち切りは非情な施策であり、強い憤りを持つ。被害者には安全な生活が補償されなければならない。これは普遍的・基本的な人権の問題である。私たちは憲法25条の生存権を犯されている。生存権とは人間が人間らしく当たり前に生きる権利のこと。私たちと私たちの子どもたちは、この生存権さえ奪われ続けている。

■未来に渡る甚大な被害があり、今も空や海には大量の放射性物質が漏れ出し続け、収束の目途すらついていない。事故原因も徹底解明されていない中で、なぜ伊方原発再稼働か。国も県も原子力規制委員会も東京電力も全くの無責任態勢、最終の責任はなすり合う関係で成り立っている。フクシマを経験しながら、しゃにむに再稼働に突っ走る姿は、人間の命・自然界の全ての生命を冒涜、ないがしろにし「原子力マフィア」とつるむ悪徳電力会社として歴史に大きな汚名を残すことになるだろう。


私たちは、原発事故によって苦しむ人びとをこれ以上増やしたくない。犠牲の上にしか成り立たない原子力発電を拒否する。すべての命を大切にしたい。


直ちに以下のことを決断していただきたい。


< 要請内容 >


伊方原子力発電所の再稼働をしないこと


以上について、2016年7月22日(金)までにメールで回答してください。



posted by おんな100 at 14:49| 福島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月28日

伊方原発再稼働許さない!共同アクション

【拡散希望】
全国の皆さま:
7.11(月)、愛媛の女たちと「原発いらない福島の女たち」で、伊方原発再稼働許さない!共同アクションを東京で行うことになりました。
当日は伊方のゲート前で抗議集会がありますが、現地と連動し、東京でもやろう!という計画です。
女たちのネットワークをおだやかに紡ぎながら、今できることはすべてやっていきたい!再稼働絶対許さない!という意気込みです。(ただいまチラシ作成中)
ぜひご参加ください。
よろしくお願いします。

■予定のスケジュール(若干の時間変更あり)…10日朝現在
10:00  経産省前テント広場集合(&挨拶)
10:15頃      伊方ゲート前との交信(5分程)
10:30〜11:00 経産省へ申し入れ  (&門前集会)
11:30〜13:00 街頭アピール       (新橋駅→浜松町駅→田町駅)
13:30〜15:00 ランチタイム交流会(日比谷公園内「グリーンサロン」)
   ★昼食後〜15:00 チャンゴde交流(茶店前の公園で楽しみましょう!)
15:30〜16:30 菅直人さんと面会 (衆院第一の512号室)
16:30〜17:00 内閣府へ申し入れ  (&門前集会、ダイ・イン)
17:00       ミニ解散
18:30〜            四電東京支社抗議行動へ合流、申し入れ

担当は黒田節子
(詳しくは、070‐5018‐7478 までお問い合わせください)
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2016年01月29日

311「原発いらない地球(いのち)のつどいin三春」開催!

震災から5年目を迎える2016.3.11に、三春交流館「まほら」ホールにて、話題の映画『日本と原発 4年後』の上映会を開催、そのあと同ホールにて全体会を行い、終会後に「福島県環境創造センター」の見学会を行います。

震災を振り返り、これからの福島を考える一日にしたいと思います。


◆『日本と原発 4年後』上映会

この映画は、原発訴訟で有名な河合弘之弁護士と海渡雄一弁護士、訴訟を共に闘う木村結氏の3人が、多くの関係者、有識者にインタビュー取材を行い、現地での情報収集や報道資料等を基に事故に巻き込まれた人々の苦しみ、原発事故を引き起こした背景、改善されない規制基準、エネルギー政策のウソと真実を追求したドキュメンタリー映画です。

『日本と原発』というタイトルで2014年に公開された映画に、新たな映像を加えて再編集し『日本と原発 4年後』が誕生しました。今回の上映が福島県内初となります。


◆全体会

原発事故から5年が過ぎても続く避難、帰還政策、子どもたちの健康問題、中間貯蔵施設・最終処分施設・分散貯蔵、放射能・放射線教育の実情、汚染の実態・公表数値…。福島県に降りかかるさまざまな問題を共有し、これからどう考え、どう行動していくべきか、共に考える時間とします。

講師は、福島の女たちメンバー武藤類子さんを予定しています。


◆福島県環境創造センター見学会

事故後、放射線教育の拠点として三春町に建設された福島県環境創造センター本館を見学します。民間人による同センターの見学会は初めてのことだそうです。この貴重な機会を利用し、多くの方に福島の今を知っていただきたいと思います。


◆主催

本イベントは、「原発いらない福島の女たち」と「スリーノン(3NON)の女たち」による主催事業です。福島の女たちは、201110月から活動を続けている市民団体で、毎年311には「原発いらない地球(いのち)のつどい」を開催してきました。今回のつどいで5回目になります。

スリーノンは関東の女性グループで、本つどいの主旨に賛同し協力しています。今回も、首都圏からバスをチャーターして駆け付けてくれます。



名称:原発いらない地球(いのち)のつどいin三春

日程:2016311(金) 9時半開場

会場:三春交流館「まほら」ホール(車いす席をご希望の方は事前にお知らせください)

内容:    10時〜12時半                    『日本と原発 4年後』上映会

              13時半〜14時半       全体会

              15時〜16                       福島県環境創造センター見学会

参加:上映会500円 ※ランチタイムは若干ですが軽食の準備もします。こちらはカンパをお願いします。

以上



◆連絡先◆ 原発いらない福島の女たち

電話:080-3190-7368、メール:onna100nin@yahoo.co.jp

チラシのダウンロードはこちら⇒ 

翌日は、福島県民集会が開成山陸上競技場で開催されますので、そちらもあわせての参加をご検討ください。
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posted by おんな100 at 12:52| 福島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月20日

311『原発いらない地球のつどいin三春』開催決定!

今年も311に「原発いらない地球のつどい」の開催が決まりました。
会場は三春町のまほらホールです。ここは、音響がいいことで有名なホール。
今回は、映画『日本と原発 4年後』を上映することになりました。
まずは第一報です。スケジュール帳に予定を書き加えてください。

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posted by おんな100 at 11:50| 福島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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