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2014年06月21日

「7・3緊急!環境省抗議行動」

15日の「除染に関する有識者との意見交換会」では、「毎時0.23マイクロシーベルトは除染の目標値ではない」としたうえで、「年1ミリシーベルトという長期目標は維持しつつも、個人の被ばく量に着目して、除染の方針を見直すこと」などの意見が出され、除染目標が見直されようとしています。
また、石原環境大臣の中間貯蔵施設をめぐっての「金目でしょ」発言…。撤回謝罪されたとはいえ、政権の本音が垣間見える侮蔑発言であり、看過できるものではありません。

このところのさまざまな動きに、原発いらない福島の女たちは、環境省に乗り込み、抗議アクションを行うことになりました。全国のみなさま、ご参加、ご支援をお願いします。

環境省は福島をバカにするな!
石原環境大臣、即刻辞めろ!
除染目標値をかってに変えるな!

日程:7月3日(木)環境省前14時集合。
内容:環境大臣に申し入れ、ダイ・イン、抗議のアピール等。
主催:「原発いらない福島の女たち」


6月15日「除染に関する有識者との意見交換会」は、「一般市民は入れない」とのことでしたが、粘り強い交渉の結果、午後から「福島の女たち」メンバー2名が、傍聴することができました。その模様を、以下に簡単にご報告します。
「有識者」とは、次の方々でした。

石井 慶造 東北大学 教授
崎田 裕子 持続可能な社会を作る元気ネット 理事長
宍戸 文雄 福島県立医大 教授
渋谷 健司 東京大学 教授
多田順一郎 放射線安全フォーラム 理事
富田 悟   東京工業大学  
西川 珠美 福島大学 うつくしまふくしま未来支援センター
庭野 定次 除染情報プラザ
番匠あつみ 県立保原高校 教諭
他に福島、郡山、相馬、伊達の4市市長、福島県、復興庁、環境省、最後に井上環境副大臣。

意見はさまざまありましたが、司会の崎田さんが、とても誘導的に話を進め、0.23マイクロSv/hにはこだわらないことを強調している印象がありました。

気になる発言は、

  • これからは個人線量を問題にしていくべきだ。
  • いつまでも除染をダラダラ続けるのではなく次のステージに進むべきだ。
  • 除染は考え直す時だ、復興に金を使うべきだ。
  • 市民には安全が伝わっていない。安心できる情報をもたらしてくれる人がほしい。
  • 専門知識をある程度持った、住民に近い指導者を育成知ることが大切。
  • これからは放射能教育が非常に重要だ。
  • マスクの推奨により、子どもが顔を隠す習慣になってしまった。

などです。



「ママレボ通信」に大変詳しい報告が載っていますので、ぜひご一読ください。



posted by おんな100 at 14:24| 福島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 告知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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