原発事故被災地である福島県は今、二重被曝の危機に晒されています。
鮫川村に、実験焼却施設(放射性物質に汚染された草木や稲ワラなどの農業資材を焼却して減容化する実験施設)が作られ、稼働を前に地権者の一人が「同意文書を偽造された」として訴えを起こしました。
東日本大震災:鮫川の焼却減容化施設「勝手に建設工事」 地権者ら、運転差し止め要請
2013/07/12
地権者の同意書は偽造!? 福島県鮫川村の高濃度焼却炉建設で地権者の一人が「署名も捺印もしていない」と告発、村に同意書の開示と即時停止を求め申し入れ
〜揺らぐ焼却炉建設の正当性
鮫川村が「地権者18名と周辺住民9名に対し説明会を開き、全員の名前と印鑑をもらった同意書がある」と主張しているのに対して、地権者のお一人、堀川氏は「説明会には一度も参加したことがなく、サインも判子も押していない。署名捺印を求められたことも一度もない」と主張し、同意書の開示を村に求めています。自分が書いたとされる同意書を確認するだけなのに、2週間も審議するそうで、その間に焼却場は稼働してしまいます。
その上、環境省は「施設は焼却が終了すれば撤去する仮設的なもの。民法上、建設にあたって地権者全員の同意は必要ないと考えている」との見解を示したそうです。これが、この国の姿勢なのでしょうか。
そんな折も折、今度は田村市に同様の焼却施設を建設する計画が発表されました。今度は地権者たちと揉めないように、東電の自社施設敷地内に作ってしまおう、という計画のようです。
「環境省が減容化施設を計画 都路、川内にまたがる東電施設に」
http://www.minpo.jp/news/detail/201307129592
7月16日、福島の女たちのメンバー3人は、田村市役所災害対策室に行って、事情を伺ってきました。
この焼却炉の話は、環境省が直接、田村市都路町の行政区長会で計画を示し、説明会を打診したそうです。だから、田村市役所災害対策室は「何も分からず、何も言えない」と話していました。この件は、福島市にある「福島県環境再生事務所 放射能汚染対策課」というところか管轄しているそうです。
その後、都路の区長さんに話を聞いたところ、区長さんは「地元の人の判断に任せる」と話しました。建設予定の大久保という場所は、放射能汚染が低く、住民は帰還していて酪農や畑をやっています。地元の民意を高めていくことが大切です。
さらに「県内に30か所の焼却炉を作る予定」とも話していましたので、その全部の予定を聞いて、何らかの対処が必要ではないでしょうか。次の手として、中間管理施設や最終処分場を福島県内に建てることを、東電や国の暗黙の了解で進めているのかもしれません。
国や環境省は、地元住民の同意を無視して(同意書すら偽造して)焼却施設を作るという、信じられない暴挙も辞さない姿勢を見せました。わたしたちは、アンテナを高くし、協力しあい、心してことに当たらねばなりません。
みなさま、ご存知の情報をお寄せください。
onna100nin※yahoo.co.jp (※⇒@)
2013年07月17日
焼却施設、今止めなくちゃ大変だ!
この記事へのコメント
環境省、なさけないなあ、良心は何処へ?。
Posted by 藤井 ひな子 at 2013年07月18日 00:57
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