8月4日、三春町まほらにて「韓国訪問団」の方々と交流の機会を持ちました。福島を訪れたのは韓国労働党にかかわるみなさん5人と、通訳を務めてくださった蒲田韓国語英語教室のSさん。みなさんの来訪の目的は、福島県民との継続した連帯関係を作ること、その内容を韓国における反原発運動に反映させることとのことです。
韓国労働党は、労働運動と反原発運動、平和運動を中心に活動しているとのことで、訪問団長は医師で「国境なき医師団」にも所属し何度か来日しているとのことでした。女性3名、男性2名、20代から40代くらいでしょうか、みなさん若々しく気さくな方々でした。日本側の参加者の中には韓国語が堪能な人もいて、韓国語であいさつするなど和やかな雰囲気となりました。
事故後の福島の現状についてプレゼンテーションを行ったあと質疑応答が行われました。質問は核心を衝くものが多く、東電だけではなく国の責任は問うているのか、賠償問題、日本の政治状況など、予定時間を30分延長しての話し合いとなりました。
韓国の状況についても話が聴きたかったという感想もありましたが、今後も国際連帯を継続していこうと確認し合いましたので、私たちが今後韓国に行くということもあるかもしれません。
韓国の状況についても話が聴きたかったという感想もありましたが、今後も国際連帯を継続していこうと確認し合いましたので、私たちが今後韓国に行くということもあるかもしれません。
韓国訪問団のみなさんに「9条守る 平和憲法」と書かれたピースうちわをお土産にプレゼント。私たちが「戦争放棄、武力不保持」を定めた9条を守り、平和が続くことを願っていることを伝えることができました。
主催の連帯ユニオンの佐藤たかしさんが、「『原発いらない福島の女たち』がこんなに海外に知られているとは思わなかった」と言っていましたが、事故後5年を過ぎて、これからの運動の内実をどう作っていくのかが逆に問われている気がしました。
来訪くださったみなさん、脱原発と平和と友好のために、これからもつながってまいりましょう。